2014年
7月
06日
日
7月6日、記念すべき第1回目の銀細工教室の参加者は5名。
銀細工の工程は5つ
①銀粘土を型に詰める
②乾燥させる
③表面にやすりをかける
④焼く
⑤みがく
そう、たった5つの工程で、純銀のアクセサリーが作れちゃうのです!\(^o^)/
とはいえ、きれいに作るにはコツが必要。でも、先生の丁寧な説明があるので大丈夫!
参加者イチの腕前を披露してくれたHさんは作業療法士。「いつもは患者さんの作業療法をしているけど、今日は久しぶりに自分への作業療法になりました」と話していました。
そう、モノづくりには実はいろんな効果があって、それを心身の働きを向上するために使うのが作業療法。しかも、できたときの達成感は格別!自分ってすごいじゃん、もっと作りたい、って思えちゃいます。いわゆる自己肯力感ってやつですね。
ちなみに私が作ったのはフェザー型のペンダントヘッド。ボールチェーンと天然石を組み合わせてみました。自分への作業療法になったのはもちろん、出来栄えにも大満足っす!
銀細工教室は毎週日曜日の10時から12時まで、エルゴ一宮事務所でやってます。飛び入り歓迎!お気軽にご参加ください。m(__)m
エルゴでは作業療法士の皆さんが現場で使えるように、工程が簡単でアレンジが利き、かつ見栄えの良いモノを、これからも紹介します。どうぞお楽しみに!
2014年
6月
01日
日
2014.6.1
エルゴの一宮事務所をお借りしてNPO法人「作業療法支援ネット」の立ち上げのための総会が開かれました。NPO法人「作業療法支援ネット」は作業療法をもっと広く知らしめようという活動をするものです。訪問リハビリテーションや 病院、認知症のケアの講習会、福祉用具関連の事業、難病支援、発達障害の支援学級などで作業療法士の名前に触れることも少しづつでてきました。「作業療法」は薬物療法ではありません。自分のもっている力で体力の回復と生活の立て直しを図るものです。もっと「作業療法」が広まれば健康な生活、楽しい生活になるはずです。
NPO法人の申請、認可までの時間があります。走り出したら止まらない。誰でも楽しく取り組める「作業」「心身の健康にためになる作業」を提案してゆくことにしています。
日々 取り組んでいる家事・育児・介護・仕事・趣味 なんでも「作業」なのですが考え方や取り組み方によっては毒にも薬にもなってしまいます。 「作業」することで癒される、元気になり「作業」の意味もつかんでもらうそういう場を提供してゆこうと賛同者10人が集まりにぎやかに設立に向けて動きだしました。
やるからには 楽しもう!!
2014年
4月
17日
木
一宮駅近くに事務所の場所を提供していただいて、心からありがたく再々スタートがきれそうです。旧事務所から在庫の本や机など、少しづつ運んではいましたが、まだまだ本の山が残っています。日ごろ、あまり重労働をしないのでなまっている身体が鍛えられます。昨日も、重い本の束をたくさん運びました。今日の午後も運びます。それで何だかアドレナリン出たのか、闘争心が湧いてきました。重労働は良いこともあるみたいです。昨夜は熟睡しましたし。そうしてみると適度な重労働は好きかも。事務所を提供してくれた中島さんは旧事務所と新事務所間を二往復したけれど私は1回だけ。今日もそのつもり。二往復はきつすぎる。
片づけをしている時、新事務所に車いすの友人二名からお祝いの手紙と蘭の花が届きました。殺風景な事務所がパッと明るくなりました。
本を運んで、大変なのはそれを新事務所の二階に運ぶことです。二階へは階段で運ぶので両手が塞がっているし、超重労働です。エレベーターがあればなーと思います。
2014年
4月
15日
火
今春 事務所が清州から尾張一宮に移転しました。名古屋から特別快速で一駅です。
縁あって一宮の駅前商店街の中のビルをお借りすることができたからです。事務所スペースとトイレのリフォームが終わり今日は本年度2回目の社内会議でした。新しい会員の方を交えて賑やかな会議となりました。1名はスカイプを使っての参加です。ときどき通信が途絶えると輪からはじきだされてしまいます。今日はNPO法人申請の準備を中心にエルゴの活動を話しあいました。おじさん おばさんの集まりではありますが夢は大きくたくましくというところでしょうか リハビリのトレンドを先取りして現場のヒントになるアクティビティーを幅広く紹介してゆこうということでまとまったような気がします。
乞うご期待!! 開所式とエルゴの活動のボランティア募集についてはホームをご覧ください。(田)
2010年
4月
06日
火
秋に人参のヘタをプランターに植えました。半年たって立派な人参に復活。カレーの材料になりました。このヘタもまた、プランターへ。暑い夏を越えて育つのでしょうか。
お皿もランチョンマットも手作りです。お皿の緑は織部釉。マットはさをり織りで、裂き織りです。裂き織りの材料は座布団カバーでした。
2010年
3月
19日
金
(株)エルゴは、名古屋市工業技術振興協会の支援で名古屋ビジネスインキュベーター施設、nabi 金山に入居しています。この協会では定期刊行物として「技術のひろば」という冊子を年4回発行しているとのことで、エルゴにも執筆依頼がきました。4月1日発行予定の第63号ですので、一足先にブログに載せるのは申し訳ないのですが、恐らくブログを読む方は極限られた方ですので、窓口になっている武藤さんには免じてもらいましょうか。
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どこでもリハビリテーションにむけて
(株)エルゴ 原 和子
21世紀を迎えたころ、医療界では「少子高齢化、環境、リハビリテーション」がキーワードとなっていました。それらは今、さらに具体的なテーマになりつつあります。あえてあげるとすれば「認知症、エコ、地域あるいは在宅リハ」といったところでしょうか。(株)エルゴは、これらを統合したサービスの提供を目標としました。
まず、地域で障害者とその周辺に焦点をあて「エルゴ」という冊子を2009年に発刊しました。内容は、英国の知的障害者が主体的に運営する「ピープル・ファースト」、スペインの視覚障害者のために、雇用の機会を提供しているONCE (Organizacion Nocional de ciegos de Espana: オンセ:スペイン盲人協会)の取材と紹介。ちなみに「ピープル・ファースト」は親元を離れてケア付き住宅に暮らす知的障害者の支援や、コミュニケーションを支援するシンボルや絵図の販売などをしています。また、ONCEの主な事業収入は「宝くじ」の販売です。「宝くじ」の収益金は、盲人協会の運営、活動資金、社会サービス、教育、職業訓練、リハビリテーション等に使われるという分かり易さ、健全性により広く大衆に定着しています。他に、三笠宮寛仁親王殿下が支援するチャリティー音楽会での障害者のよそゆきファッション、知的障害者などによる「ワイン」作りと販売、義手で奏でるバイオリン合奏、片まひとなった音楽家の指揮者としての復帰、聴導犬、介助犬普及に協力するテレビでも有名なシェフ達のボランティア活動、北京パラリンピックでのボート競技、パラリンピックを裏から支える義肢装具士の活動を取材し、掲載しました。
この「エルゴ」創刊号は販売に関する事業戦略を持っていなかったために、収益をあげることができませんでした。これらの反省に基づいて、もうすこし一般的な対象者向けに出版活動を継続することとしました。現在、準備中なのは「リハビリテーションとセラピーのための園芸療法」、「(同じく)陶芸」、「(同じく)ダンス」です。さらに専門性の高いものとして「ハンドセラピー」があります。
当初より考えていた、ウエブを利用した「家庭でできるリハビリテーション」の提供は、これからの課題としています。固有性の強い個人の「リハビリテーションプログラム」の選択と提供、特にそれらに使用するワークブックや訓練道具の販売が計画内容ですが、これらも営業としてどのように成り立つのか、まだ模索している段階です。
「どこでも、だれでもリハビリテーション」の啓蒙と普及をめざして、すこしずつ前進していこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
2010年
3月
16日
火
聴導犬協会でのセミナーの概要は以下のとおりでした。
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動機づけ(motivation)のための作業療法理論
聴導犬・介助犬の普及は欧米に比べて遅れています。日本でも聴導犬・介助犬と共に暮らすことで、生活の質を高められる可能性を持つ方々はたくさんいらっしゃるはずです。生活だけではなく、より充実した仕事やさまざまなレジャーの選択肢を広げ、楽しんでもらえる可能性があります。犬の世話やしつけ、衛生管理などの義務や責任といった心配事を乗り越えて、聴導犬・介助犬を選択するための支援、動機づけについて作業療法理論から考えてみたいと思います。
1. 聴導犬・介助犬と暮らす目的さがし、聴導犬・介助犬クライエントの欲求
―主観的認識、気づきを支援する―
マズロー:欲求の段階
チクセントミハイ:フロー(flow)
2. 聴導犬・介助犬と暮らす意味
―客観的事実の把握を支援する―
フランクル:生きる意味
ギブソン:環境のアフォーダンス
3. 聴導犬・介助犬の機能
―二次的予防とヘルスプロモーション―
作業バランス支援
エンパワメント(empowerment)
作業的公正(occupational justice)
4. 聴導犬・介助犬との生活形態、仕事形態、レジャー形態の発展
空間要素(場所)
時間要素
5. クライエント中心の働きかけ
―アイデンティティと役割の再構築―
作業遂行モデル
人間作業モデル
6. 課題
東洋の文化的社会的背景
原 和子
2010年
3月
14日
日
3月8日(月)に長野県上伊那郡宮田村にある日本聴導犬協会に行きました。日本聴導犬協会では聴導犬・介助犬のトレーナーとなるための学院があります。そこで「動機づけと作業療法理論」について話しをする機会をいただきました。この題は、最近の私の興味から選びました。話しをするということは、まず自分自身の勉強になります。
原 和子
2009年
7月
03日
金
宇宙実験
宇宙飛行士 若田さんの宇宙船での宇宙実験
重力の影響を考える上では、貴重な映像がいっぱい
特に身近な運動をみせている。映像の公開は7月以降
「宇宙でラジオ体操」をすると流れるような身体運動が
できるのだろうか など16種目 握手や綱引きなどの
二人での活動がそのうち5つ
重力が体に与える影響は、知る機会があったが
道具を使ったり体の運動を映像でみれたのは
今回 私は初めて 重力のない世界に興味を
もつというより地球につなぎとめている力に改めて
驚いた。寝たきりの状態や筋力の低下している
人にとっては、くさりのような重力の感じだろうと
推測するのだが
http://iss.jaxa.jp/iss/jaxa_exp/wakata/omoshiro/
俵鼠
2009年
7月
02日
木
ブログデビューです。
昨日は、お疲れさまでした。
大野一雄のお話がでてちょっとエキサイトしました。
情報誌「イマージュ」 写真集「態変」をサイトで見つけました。
金満里のコンセプトには、障害を異文化と言い切っていますね。
コミュニティーアート 芸術と障害の偏見を越えて(中山夏織)
などなど
俵鼠
金さんになぜ異文化という言葉を使うのか聞いてみたい
私自身は 「異文化」という言葉にひっかかるところあり
障害をもつと文化の違いが生まれるという文脈が差別
境界を作ることにつながるような気がしています。
「異邦人」の感覚は、意外と皆がもっていることなのかな