4月12日に、「飾る雑誌」カタリコを発売しました。
表紙は、秦 美紀子さんの「フラワーハウス」。色とりどりの棒つきキャンディのような
お花畑がカラフルで、今の季節にぴったりという感じがします。
自分のデスクにも、さっそく飾ってみました。
カタリコは、そもそも雑誌なんだけど捨てられないで愛されるにはどうすればいい?
という疑問から出発して、ものづくりをしています。
印刷物も「もの」なので、手にとってページをめくったり、飾ってそれを眺めたりしているうちに、愛着がわいてくるものであってほしいと思いました。
「飾る雑誌」というコンセプトは、そこから生まれてきたものです。
障害者のアートの世界について教えてくれたのは、アート・ディレクターの鈴木大輔さんです。
鈴木さんが選んでみせてくれた作品はどれも新鮮で、じっとみているとその世界に引き込まれていくような不思議な魅力がありました。どの絵も素敵だったので悩みましたが、4月発売ということで、秦さんのこの作品を選んでみました。今回、採用しなかった作品は、次号からひとつひとつカタリコの表紙でご紹介していきたいと思っています。