植物とのふれあいを病の治療につなげる園芸療法。園芸療法を実践するためのリハビリテーションの手引書として書かれた本書は、医療機関や施設での臨床のみならず、介護や医療の学校においてもテキストとして使用することができます。
編集者による5つのポイントについてはこちら。
園芸療法とリハビリテーション 定価2160円(税込)
ISBN 978-4-901750-58-5 C3047
第一章 リハビリテーションと園芸療法(Horticultural Therapy)概論
第1節 園芸療法の定義
第2節 園芸をセラピーとするための条件
第2章 観察と評価
第1節 心身機能・構造
第2節 活動
第3節 参加
第4節 環境
第5節 園芸に関わる個人的理由
第3章 園芸療法の計画
第1節 生命維持レベルへの働きかけ、食欲の増進プログラム
第2節 神経系への働きかけ
第3節 能力化、可能化(competency. empowerment. enabling. )
第4節 社会参加と交流
第5節 就労支援
第4章 対象別園芸療法の実践
第1節 精神機能
第2節 身体機能
第3節 高齢者
第4節 ヘルスプロモーション
第5章 応用園芸
第1節 簡単盆栽
第2節 イベントプランター
第3節 簡単トピアリー
第6章 収穫と加工
第1節 ハーブティー
第2節 ポプリ
第3節 植物を使った簡単な工作、装飾
第7章 園芸療法の効果を引き出す環境デザイン
第1節 環境デザインに必要なコンセプトと手法
第2節 環境デザインを具体化する視点、手法
第3節 21世紀に望まれる環境づくり