名古屋・大須に、前から気になっている
お地蔵さんがいる。5月にとおりかかったとき、
手編みのデラックスな頭巾をかぶっていた。
この前見かけたときは、頭巾がなくなっていて、
右側のお地蔵さんだけ違う帽子になっていた。
お寺の方に聞いたら、帽子やよだれかけなどは
寺で管理しているものではなく、いつのまにか
着せられているということだった。
この風習がいつ始まったのか知らないけど、
誰かがずっと続けてきているんだなあと思う。
名古屋の全然違う場所で見かけたお地蔵さんも、似たような手編みの頭巾をかぶっていた。冬の間、フードつきのケープのようなものをかぶっているお地蔵さんはとても暖かそうだった。
お寺で教えてもらった珍しいお地蔵さん。
お参りにきた人たちが紙を貼って、真っ白な姿に。
「この紙貼り地蔵さまはおからだに紙を貼ってお願いすると何事もお聞きくださるとて、天保の昔からお参りは絶えません」と看板に。
紙貼り地蔵の場所が分からなくて、地図を
片手にうろうろしていたら、「俺ひまだから」と
案内してくれたのは、落語家の柳屋三亀司さん。
寄席などを上演する大須演芸場前で偶然出会った人。
ありがとうございました。
28日には縁日が出るそうなので、また行ってみようかな。